【構築について】星詠ジェネシス
はじめましての方もお久しぶりの方もこんにちは
さと。です🙇
久々にブログ書こうと思いましたが「おまえのフォロワー、ノヴァ専ばっかで意味ねーじゃん」って寺○心くんが言うので怠けてました。
私事ではございますが、先日行われましたドラグーンVGCSの方で4位入賞することができました。正直悔しいし、4位でブログを書くのかと言われると恥ずかしくて言い返す言葉もありませんが、考えたことを残したいなと思ったので書くことにしました。
今回は使用した星詠ジェネシスを紹介します。
正直、注目されていないデッキだと思っています。ですが新規カードの登場により、ヴァルケリオンの70000という圧倒的パワーを以前より安定して押し付けることが可能になりました。その結果、どの対面にもある程度戦えるデッキとなりました。
G3やヴァルケリオンなどのシールドのないカードを多く採用しなければならない点は変わらず、事故の可能性ももちろん残っていますが、個人戦のデッキ選択の候補として「まあまあ」上がって来てもいいデッキに仕上がっていると思いますので、よろしければ最後まで読んで欲しいです。
【当日の成績】
ドラグーンVMC
— さと。 (@sato_GHD) 2020年11月8日
1回戦 ゴルパラ先○
2回戦 エンフェ後○
3回戦 ゴルパラ後×
4回戦 ルアード後○
5回戦 ブラウ先○
4ー1で3位通過
本戦
ゴルパラ先○
エンフェ先×
ゴルパラ後×https://t.co/QBw7vT5gHp
対面と結果、デッキログのツイートです。大変目立ちたがりなので、よろしければフォローしていってください。
見て頂きたいポイントとしては
- 話題のゴールドパラディンに2ー2
- ルアード、エンジェルフェザーに勝っている
この2点だけ見るとやれそうな感じがまあまあ伝わってくると思います。
【デッキ構築】
「星詠」「星神」を要求するカードが多いため、テキストを読むだけだとデッキ構築の自由度が低いと考えられがちですが、そんなことはありません。
今回は採用圏内のカードを1枚ずつ見ていこうと思います。1枚ずつの紹介に加えて、筆者は語り癖があるのでブログが長くなります。覚悟してください(笑)
☆星神、星詠(G5&G3)
星神は強力なフィニッシャーである「絶界巨神 ヴァルケリオン」で、必ず引き込みたいカードです。
星詠は「創天煌神 ウラヌス」や「恒道のディケイ」を初めとするカードに指定されているため、なるべく多めに採用したいカードです。
これらのカードにはシールドが付いておらず、増やせば増やすほどガードのしづらさを抱えます。
●絶界巨神 ヴァルケリオン
70000ものパワーを持つ、このデッキのフィニッシャーです。もう1年前のカードになるので詳細は省きます。
必ず引き込みたいカードで、出したターンの終わりに山札に戻るスキルがあるため、後続を考えると当然4枚の採用が妥当だと考えられています。しかし、山札から確定で手札に加える手段の登場により、3枚に減らしたレシピなども見かけます。
3枚の場合、構築の段階で別のカードに枠を割くことができ、序盤に複数枚手札に来て動けないなどの事故を軽減することができます。
4枚の場合はヴァルケリオンの登場時能力で別のヴァルケリオンを山から落とすことで5枚ドライブできる可能性が上がります。また、確定サーチをするエオスアネシスドラゴンはガーディアンとしての仕事をさせるために、なるべく面に置きたくはないカードです。確定サーチに頼らずともヴァルケリオンを引き込みたいことから、私は4枚採用を推しています。
●創天煌神 ウラヌス
このデッキのメインVです。自身のスキルによってフォースを獲得する能力はついていませんが、他の星詠と違いフォース3枚で星域を出すことができることや星詠を2枚レストさせ、ヴァルケリオンをスタンドさせるスキルが先攻でも使えるため非常に強力な1枚です。
絶対にライドしたいカードで4枚から減らす理由はないと思います。
●天聖竜 エオスアネシス・ドラゴン
天輝神雷で追加された新規VRです。基本的にRかGで仕事をするカードです。
V/R登場時にはヴァルケリオンを確定サーチしつつ、星域を出す条件を満たすためのフォースを獲得することができます。
G登場時には手札の「星詠」「星神」をコストに相手のアタックをヒットさせないスキルを持っています。
この二つのテキストがこのデッキの攻めと守りの安定性を向上させました。ただどちらかにしか使えないところが難しく、守れば返しのヴァルケリオンを確保できなかったり、ヴァルケリオンをサーチすれば、次のターンの守りが薄くなります。よく考えて使わなければならない1枚です。
これも基本的に4枚入ると思います。
●煌天神 ウラヌス
TDのウラヌスです。V/R登場時にソウルブラストのみでフォースを獲得できることから、評価が高いカードでしたが、新規G1のベクルックスにライドからアークトゥルス、創天煌神 ウラヌスまでライドして星域を出す動きをするとソウルが何かで増えない限り0枚になります。
煌天神のコストになる2枚のソウルが残らないため、以前より評価を落としており、3枚採用などのレシピもちらほら見掛けます。他に枠を割きたい場合はそれでよいと思いますが、「星詠」の枠で見ると上記2種が4枚ずつ確定で8枚入ったとして、競合になるのがアストライオスドラゴンです。このデッキの強みはG3ライドターンからヴァルケリオンの2回攻撃を押し付けるところにあるので、Vでしか仕事をしないアストライオスドラゴンに枠を譲ることはないと思います。
●震天竜 アストライオス・ドラゴン(不採用)
フォースの要求枚数とVでしか仕事をしない点から、先程も記述しましたが「ヴァルケリオンで2回攻撃する動き」にまったく絡まないので、今回は不採用にしました。
他の3種類の星詠を採用した上で「星詠」というネームだけ増やしたい時に採用すると良いと思います。前述しましたが、創天煌神ウラヌスや恒道のディケイなど星詠を要求するテキストが多く、それらが決まれば得られるアドバンテージが大きいため、採用する価値はあると思います。
☆グレード2
今弾から追加された「篤志のアークトゥルス」が非常に扱い易く、条件こそありますがRでも使える「戦巫女 ムツキ」です。あんなに必死にVにライドを狙っていたのに一体なんだったんでしょうね(笑)
さらにこのアークトゥルスは新規のG1「成層のベクルックス」で確定サーチができることからG2の枠を極限まで減らして4、5枚にするような構築がTwitterなどで見掛けられます。
●篤志のアークトゥルス
V/R登場時にCB1でフォース1枚と1ドローです。防御面に不安の残る星詠軸での1ドローはとてもありがたいもので、手札に来たら盤面に出したいカードになっています。ソウルでグレードが+2されるスキルは「創天煌神」のスキルの補助のようなものです。
このカードの存在から、点数を止めてくるプレイヤーなどがいます。アークトゥルスをキープするために別のG2に乗る、そうすると創天煌神のスキルを狙いづらくなる。逆にアークトゥルスに乗った後、次のターンにフォースの必要枚数を達成しづらくなるなど、点数止めに弱いです。この辺りは少し対策が必要だと感じました。
●星宿のファイノメナス(要検討)
アタック時にフォース1枚に付きパワーが+5000されるスキルが強力なユニットです。ヴァルケリオンのスタンドのために後列にG3の星詠を置くので、ブーストなしでも十分なパワーでアタックできます。CB1で1枚引く能力も優秀です。
ただこのカードはヴァルケリオンのスタンドに必要な「フォースの枚数」「ソウルのグレード」「星詠の枚数」のどれにも絡まないので、必須枠のカードではありません。ここの枠をアストライオスドラゴンにした星詠16枚構築なんかも見掛けるので、完全に好みの枠になっています。
●戦巫女ムツキ(要検討)
5枚目以降のアークトゥルスと言ったところでしょうか?ちらほら採用されたレシピが出回っていましたので名前をあげてみましたが、G1でディケイに乗ってしまった場合くらいしか仕事が見当たらないのでどうかと思います。
●貪り食うもの グレイプニル(要検討)
おすすめされたカードでいいなと思ったものです。ライドに使ったディケイを使い回すことができ、ディケイからノーコストで札を増やしつつ、フォースを得るための試行回数が増えるのは非常に魅力的です。
G1でディケイではなく、ベクルックスに乗った場合はあまり仕事が見当たらず、ヴァルケリオンのドライブでソウルに置いたカードの回収が行えるのは4ターン目のメインフェイズと少し遅いという点から、私は採用を諦め、グレイプニルよりパワーの出るファイノメナスを採用しました。
検討の余地のあるカードなので、是非考えてみてください。
●葬送のリビティーナ(要検討)
G登場時にCB1と手札のカードを公開することをコストに、公開したカードのグレード1につきシールドが+5000されます。G3を公開すれば20000シールド、G5を見せれば30000シールドになります。
守りに不安を抱えるデッキで、1枚で止める手段が増えることは非常によいことだと思い採用していました。もらったCBを即座に15k~25kシールドに変換できる点から、ターンが返ってこないと1枚増やせないファイノメナスよりCB1枚のバリューが高いと考え、ファイノメナスの枠を1枚減らし2枚の採用をしてみました。
ヴァルケリオンでソウルに置かれたり、ダメージに落ちたりでなかなか手札に来ませんでしたが、引けば必ず仕事をしていったので悪くはないと感じました。要検討です。
☆グレード1
「恒道のディケイ」に加えて「成層のベクルックス」が増えました。どちらもライドし、成功すれば手札が1枚増えるので、アシストをすることになっても、アシストの損失を埋めることができます。そのためこの2種類を4枚ずつ詰んだ8枚の構築であったり、他のカードを1枚、2枚積んだ9枚、10枚の構築を多く見掛けました。(Twitter調べ)
●成層のベクルックス
新規カードです。V登場時に手札の星詠、星神を見せることで、篤志のアークトゥルスを手札に加えます。加えてきたアークトゥルスはCB1で1ドローできるので、点さえもらえば札が2枚増えます。
このカードに乗るだけでアークトゥルスへのライドが安定するため、G2を極限まで削る構築を可能にしました。
またGから退却時にソウルに入るスキルは、「創天煌神」のソウルのグレードが足りない時や、「煌天神」のコストの確保になり、無駄がありません。
初手に1枚は握って置きたいカードのため、4枚採用となります。
●恒道のディケイ
手札を1枚ソウルに置くことをコストに、山札の上から7枚見て、2枚まで星詠を手札に加えます。手札に2枚加えることができればフォースを獲得できます。ソウルを増やしながら、CBを使うことなくフォースを獲得する可能性があるという点で破格の性能だと考えています。
ソウルを増やす、星詠を2枚揃える、フォースを出すという動き全てが「創天煌神」と噛み合っており、とても重要なカードになっています。
このカードでエオスアネシスドラゴンを探すことによって、間接的にヴァルケリオンをサーチすることや、防御の札を揃えることもできるのもポイントです。
またベクルックスとは違いSBしない上にソウルを増やせるので、創天煌神のグレード5のソウルブラストを満たしながら、煌天神のソウルブラスト2の確保もできます。
ここまで相性のよい星詠が多いとディケイでフォースを得るためのアストライオスの採用もありだと感じますね。
●天球のアトラス(要検討)
よく煌天神を1枚削って2枚入れているレシピを見掛けます。盤面を圧迫せず、手札も減らさずにフォースを出すことがでることや、ソウルを増やせる点は評価ポイントですね。
問題はCBがアークトゥルスやエオスアネシスと競合していることです。これらのカードはフォースを出しつつ札が増えているので、アトラスと同時にある場合、アトラスの優先度は落ちてきます。また、星域を出せる数以上のフォースは過剰になるので、アトラスを使ってまで増やすことは必要ないと感じました。フォースの数での事故に不安を覚える人は採用を検討しても良いと思います。
●デピュタイズ ベア
登場時に山札の上から7枚を見て、その中のヴァルケリオンを1枚まで手札に加えられます。僕も最初は「エオスアネシスを温存したいし、これええやん」って思いました。思ったんですけど、拾えなかった時に温存したエオスアネシスがこのユニットを押し潰して登場した時に悲しくなりました。
そもそもエオスアネシスで山札の中のヴァルケリオンは確定で抜かれ、前のターンには山札の下に戻ったヴァルケリオンには7枚では届かない。エオスアネシスと噛み合いがよくなくて抜けていきました。
温存できたらまぁ強いと思うので検討してみてください。
●猫の魔女 クミン(要検討)
これはおすすめされたカードの1枚です。
登場時にCB1と自身のレストで「ドロップゾーンから1枚選んでソウルに置く」か「Rのユニットを1枚手札に戻す」のどちらかを行えます。
ソウルに置く方は「創天煌神」のソウルのグレード条件を満たすために使えます。
手札に戻す効果はディケイ、エオスアネシスの登場時の使い回し、ヴァルケリオンをサーチするために盤面に出したエオスアネシスを回収し防御札として使うことができます。
あまり腐らないので自由枠にはちょうどいいかもしれませんね。
☆トリガー構成
通常のツインドライブに加え、ヴァルケリオンが最大5枚ドライブできるため積極的に発動を狙いにいくことができます。
ヴァルケリオンのクリティカルを上昇させて、攻撃的にしてもよいですし、札の少なさ、シールドのないカードが多めで防御に不安を抱える分、引や治を狙ってもよいので、トリガーの配分にプレイヤーの色が出てくると思います。
今弾にクリティカルの守護者が収録されており、そちらを採用してみました。使用感としては
・攻撃的でよい
・引の守護者なら、手札が1枚減っていたが、星ならば減らさず守れるシーンがあり、手札の星詠を温存できた。
など、なかなかよく感じましたので、検討してみてください。
【今回の総括】
今回は構築するために採用が検討されるカードのまとめという位置付けでブログを書きました。これから星詠を組もうという人向けだと思って頂けたらと思います。(今さら)
ブログを書いてみて、思い付いた構築がこちら
デッキ名 「星詠」 |DECK LOG(デッキログ) https://decklog.bushiroad.com/view/9H8L
星詠名称を15枚採用することで、3ターン目のヴァルケリオンをスタンドさせる動きを目指しやすく、ディケイのバリューを上げました。
守護者が引4枚になっているのは、星詠が増えたため、僕がCSで使った構築より星詠が供給しやすくなったためです。
ぜひ参考にして使ってみてください。
次回は動かし方、マリガンについてでも書こうと思います。知っているカードの紹介を永遠と読まされた方々は申し訳ありませんでした!
ばいばい✋